
JR門司港駅から徒歩1分の場所にある『cheese』。
門司港駅のスクランブル交差点にある、レトロな街並みに溶け込んだカフェ&レストランです。重要文化財『旧三井倶楽部』の向かいにありますよ。
11時から21時まで営業していて、ほんの少し歩くと、夜には門司港の夜景やイルミネーションを眺めることもできますよ。
入口は細い階段になっていて、隠れ家のような雰囲気にワクワクが止まりません・・!
店内は木のぬくもりを感じるあたたかな空間。
門司港レトロを象徴するかのような、ノスタルジックな時間が流れます。
お店のところどころに、昔懐かしいおもちゃなどが置いてあって、なんだか過去へタイムスリップしてしまったかのような、懐かしい感覚をおぼえます。
今回は『cheese』で門司港のとあるソウルフードが楽しめると聞きつけて行ってきました!
門司港のソウルフード「華ちゃんら〜」
門司港を訪れたらぜひ食べてみてほしいのが、門司港のソウルフード『ちゃんら〜』。
むかし長崎から引っ越してきた小学生の女の子が、地元を思い出して「ちゃんぽんが食べたいな。」とポロッと言ったときに、食堂のお母さんがうどんスープにちゃんぽん麺をあわせて野菜炒めをのせたものを作ったのが始まりだと言われています。
それからは地元の子どもたちのおやつ代わりとして親しまれていました。
『cheese』が提供しているのは『華ちゃんら〜』(1,180円)。
旨味たっぷりの透き通るようなスープと、もちもちのちゃんぽん麺が相性抜群な、たっぷりの野菜もうれしい一杯です。
決め手のスープは、博多華味鶏の鶏ガラと焼きあごの合わせダシ。長時間をかけて丁寧に作られています。
華味鶏は、スープが濁らないように弱火でしっかりと旨味を出しながら、脂が浮いてきたら取り除くことで、透明感のあるスープに仕上げています。
焼きアゴもさまざまな手間暇と工程を経てダシを取っていて、料理を通して店主の真心いっぱいの人柄を感じました。
キャベツ、もやし、玉ねぎ、しいたけを使用した野菜炒めは、桜海老の香り高い風味がアクセント。やわらかなチャーシューも絶品でした。
麺は長崎・五島列島の製麺所から、本場の長崎ちゃんぽん麺を取り寄せています。
もちもちの食感でスープや野菜炒めの旨味と絡んで、抜群の美味しさです・・!
あっさりながらも素材のやさしい風味や旨みをギュッと感じられる、感動の逸品でした。
柚子胡椒やニンニクで味変もできますよ!
門司港名物バナナを使用したドリンクも
合わせて楽しみたいのが、『チーズバナナミルク』(880円)と『チーズチョコバナナミルク』(990円)。
門司港名物のバナナを使用した、店主こだわりのドリンクです。
『チーズバナナミルク』は、フランス産のクリームチーズとバナナを合わせた、高級感のある美味しさ。
ほんのりバナナの果肉が残っていて、食べる感覚も楽しめる一杯です。隠し味のキャラメルシロップとも相性抜群です。
『チーズチョコバナナミルク』は、『チーズバナナミルク』にたっぷりとチョコレートがかかった一杯。
チョコバナナとチーズが融合した、やさしい味わいに感激しました。
店内には門司港グッズも販売していて、お土産や門司港を訪れた記念にもピッタリ!
オーナーがひとつひとつの食材にこだわり、手間暇を惜しまずに作り上げたメニューはどれも絶品で、人情味あふれる門司港らしさに出会えるお店でした。
お店のすぐそばには、重要文化財の『旧三井倶楽部』や門司港のお土産などがたくさん販売されている『海峡プラザ』もあります。
少し歩いた先にはフォトスポットもあるので、昼と夜で違った表情を見せる門司港の景色もあわせて満喫してみてくださいね♪
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